平成27年第3回定例会が開催されています。28日は代表質問、29日には一般質問が行われました。
区議会公明党は小中一貫教育について、産後ケアについて、地域包括システムの構築について、不登校対策について、水害対策についてなど、区民生活に密着した課題について、質問をいたしました。
小中一貫教育については、今年度中に「江戸川区小中一貫教育の推進をはかる基本方針」を策定し、平成28年4月より全小中学校で小中連携教育を実施するとの答弁を得ました。
産後ケアについては、来年度に向けて検討していくとの答弁があり、リスクの高い母子に対して、安心して子育てができるよう充実をめざします。
また、地域包括システムの構築は、医療と介護の連携には、今年の6月より江戸川区医師会でMCSを導入し、PCやスマートフォンなどのICTの活用を始めており、今後区等の各機関との連携を検討していくとの答弁がありました。また、今年度「地域見守り名簿」を作成し、町会、自治会の方々やボランティアの方々と、きめ細やかな見守り活動に活かしていく事ができるようになります。また、「2中学校区に1箇所程度を目途に、地域包括ケアシステムの拠点の設置を検討していく。」との答弁があり、江戸川みまもり隊の皆様等の地域の活動が、全区的な展開に広がっていった事は高く評価するものです。
また、不登校対策の一つとして、国でも研究を進めているフリースクールについても質問し、来年4月に廃校になる施設をフリースクールなど子どもたちのために、活用していくよう訴えるとともに、学習支援の充実など、不登校児童・生徒への支援の拡充を訴えました。