3月11日の東日本大震災で、本区においても震度5強の揺れにより、液状化現象の被害が発生しました。
私は、地震発生後すぐに、被害は無いか、何ができるのか、わが街を自転車で回りました。
ことに、区南部地域において、液状化現象により戸建住宅が傾く被害が発生しました。
区土木部においては、地震発生直後から復旧工事を夜を徹して行っていただき、道路や公園などの公共施設については、一部を除き、ほぼ以前の姿に戻りました。
6月17日に、下記の内容の、液状化により被災した住宅の修復工事費用の助成が盛り込まれた、「江戸川区緊急災害対策」が発表になりました。
①地盤修復が必要な戸建住宅に、その費用の3分の2を助成。
②ライフラインの復旧が必要な分譲マンションに、その修復費用の3分の1を助成
➂[液状化により被災した住宅の修復工事費用の借入れ支援]
「災害援護資金貸付制度の拡充」 貸付限度額 最高500万円
「住宅リフォーム資金融資あっせん制度の拡充」 貸付限度額 最高500万円
地盤修復費用の融資あっせんを受ける場合には、利子補給を行う。
「災害復興住宅融資償還助成制度の新設」
ライフラインの修復費用の融資を住宅金融支援機構から受ける場合に利子補 給を行う。
★江戸川区は災害救助法の適用地域にはなっていないことから、国の支援金が受けられない中で、区独自で上記の助成を実施するとの方針を決めたことは、区民の悲痛の思いを重く受け止めたものと、区長の英断であります。
さらに、東京都の「東京の液状化予測図」の早急な見直しを都に求め、さらにこの地域が安全、安心の住み良い街になるように全力で取り組んでまいります。
平成23年6月27日