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区内における空間放射線量の測定結果について

測定場所および測定値(単位はマイクロシーベルト)

(地上1m)        (地上5㎝)

小松川小学校(平井1-15-1)     0.08           0.08

小岩小学校(東小岩3-20-10)    0.13           0.15

鹿骨スポーツ広場(篠崎町8丁目3番)  0.13           0.13

滝野公園(中葛西3-22-1)       0.10           0.12

(測定方法)

1、測定器

シンチレーション式サーベイメータ    日立アロカメディカル TCS166

2、測定方法

地表面から5㎝と1mとそれぞれ30秒間測定しその平均値を求めました。

(年間の外部被曝量)

このたびの計測値から求めた1年間の推定被曝線量は地上1mの最高値が0.68ミリシーベルト、地上5センチメートルの最高値が0.79ミリシーベルトと、国際放射線防護委員会(ICRP)が定めた「年間1ミリシーベルト以下」の基準を満たしており、健康への影響がないとされる数値でありました。

推定年間被曝線量の算出方法

(計測値×8時間+計測値×0.4×16時間)×365日

1日(24時間)を屋外での活動が8時間、屋内での生活が16時間として計算をしています。また木造家屋内での放射線量は屋外の40%に減少するととらえ、0.4をかけています。

「国際放射線防護委員会(ICRP) 2007年勧告」

1、平常時:年間1ミリシーベルト以下に抑える。

2、緊急事態期:事故による被曝量が20ミリシーベルトから100ミリシーベルトを超えないようにする。

3、事故収束後の復旧期:年間1ミリシーベルトから20ミリシーベルトを超えないようにする。

★ 自然放射線および医療により受ける放射線は除く。

(江戸川区ホームページより)

日本の自然被曝は1.5ミリシーベルト。世界平均は2.4ミリシーベルトです。

日本人の医療被曝は年平均約2.3ミリシーベルトです。医療被曝は原発事故と違って、病気の発見というメリットもあるので比較をすることについては、適当だとは思えません。

いまだに、福島原発が収束していない現時点では、限りなく同じ条件で同じ地点で継続的に計測をして、公表することが必要だと考えます。

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